英検1級二次試験 落ちたと思っていても結構合格する

英検

英検1級に合格した時、二次試験の結果は正直自信がなくて、受けた後、自分が合格する可能性は5%未満かなと思っていました。

でも、結果は合格していました。意外でした(2019年3月)。二次試験当時の事を記録していましたのでご覧ください。

また、英検1級に合格したらこんなに「いいこと」が待ってます

という内容の記事は↓コチラです。

英検の頂点1級に合格するとこんなに「いいこと」がある6選!
英検1級の学習を始めてみたけど単語もなかなか覚えられない過去問も難しくて、勉強するモチベが上がらないという人がほとんどだと思います。私も最初の10年かそれ以上、全く単語を覚える気にもなれず、何度も心が折れました。しかし、そんな私もようやく2...

二次試験当日の朝〜会場待合室

2019年3月3日雛祭りの日、朝9時15分集合という、朝弱い私にとっては超過酷スケジュールでした。

会場は、大阪肥後橋のYMCA。

自宅を7時半に出て、着いたのがギリギリでした。集合した教室内には、40人ほど人がいて、最後の一列を除き全部埋まっていました。

こんなに1級二次試験を受ける人がいるのか、、、と圧倒されました。緊張感は一気に上がっていきます💦

聞くところによると、高得点狙いで、既に1級を受かった人も再受験したりすると聞いていたので、そういうことも考えててドキドキしたのかもしれません。

同時に、そんな方々や、一次を突破した方と一緒の場にいられてとても嬉しかったことも覚えています。

勉強道具も持参しましたが、緊張感が半端なくてそれどころではありませんでした。開いてはいたけど、とてもとても頭に入りませんでした。

試験室前へ移動・・・

集合時刻から1時間ちょっと経って、いよいよ試験室前へ移動しました。9人ずつ呼ばれていたので、

試験室は3つくらいかな、、、と思っていたら、それ以上ありました。10部屋前後だったと記録しています!!

試験室前の椅子に座っていた時の、異常な緊張は決して忘れられません!!!すごすぎて脈を手で測ってみたらバクバク速かったみたいです。あんなに緊張したことはないですね。

おそらくそれは、私が40代で、受験とか入社試験とか、緊張するものから遠ざかりすぎていたからかもしれません。若い方はそれほどでもないのかも。あるいは準備万端で余裕な方とか。

この時は、もっとちゃんと勉強すればよかった、、、反省しました。ソワソワしすぎて勉強に身が入りにくかったんです、直前の1週間くらい。後悔先に立たず。

※英検1級の2次試験対策は、1次試験のエッセイ勉強法とほぼ同じなので、よければ↓こちらもご覧ください。

どんどん緊張感は高まっていくばかり。

もう逃げたい!と強く思いました。

そして、受験シートを回収され、しばらくして自分の番になってしまいました。

いよいよ二次試験開始!

入室しました。緊張のあまり、顔が引きつっていました。

試験官は、発音からして多分アメリカの50代くらいの男の方と、もう一人が日本人っぽくないけど、中東とか南アジア(多分こちら)の方(こちらも50代くらいか)の二人でした。

調子どう?みたいに聞かれて、素直に「緊張しています。でもこの場に来られて嬉しい」と答えました。

それから自己紹介を軽くして、

もう始めましょうって言われて、「早いなぁ、、、心の準びはまだなんだけど」って緊張感MAXになりました。。。

緑色のカードにお題が書かれていて、裏返しで置かれていました。

ひっくり返して選んだのは、、、

いざ、スピーチ選択へ!

私が選んだのは、

燃料を自国で生み出すことは必要不可欠か(世界レベルで)

でした。

記録によると「なんでこれを選んでしまったのか、昨日の私に問い詰めたい!😭」ですって、、、まあでも、他も言えそうになかったようで、

経済系(Should tax rates be lowered to stimulate the economy?)

エネルギー系←これを選択 (Agree or disagree: Energy self-efficiency is vital for a nation in today’s world)

宗教とサイエンス (Are religion and science compatible?)

後の2つは忘れた)(Is it time for Japan to reevaluate its security relationship with the United States?) (Should the criminal justice system focus on punishment or rehabilitation?)

こんなお題が並んでいました。

見た瞬間緊張は更に上がりました。もうちょっとしゃべりやすい内容のトピックにしてよ〜って半泣きになりました。。。

ちなみに私が準備を念入りにしていたのは、教育系と高齢化社会だったのです。一か八かって賭けたのですが、もう少し準備を増やせば良かったです。やり抜く力不足。

スピーチ開始

スピーチは何を話したか、あまり覚えていませんが、

agreeなんだけど、石油は二酸化炭素を排出するし、温暖化の影響もあるから、オール太陽光発電とかに変えた方がいいみたいなことを話しました。途中話していて、国内のことばかり語ったと気づき(お題が世界レベルだったので)、世界の話も入れた事を覚えています。

まぁ、内容はお粗末。。。グダグダでした。情けないほどに。

話の途中で制限時間が来たのだけど、続けて、って言われたので適当にまとめました。

あぁ、もう駄目だ。終わった。

質問コーナー

さて、この私のグダグダなスピーチを誠意を持って聞いてくださった試験官。今思っても、聞いてて疲れたやろなぁ。。。と思います。

質問コーナーに移りまして、

太陽光発電の他に例はない?」と聞かれて

「トウモロコシ🌽とか」って言ったら

あれは二酸化炭素出すやん」(あかんやんってジェスチャー)」と返され、泣きそうになりました😭

そこから無い頭をフル稼働させて、

「あ、風力!!!海辺の風を利用して、、」と答えました。すると、

山にいっぱいあるけど、あれ、景観を損ねるよね」ってまた切り返され

「そうなんですか、私が知ってるのは海の風を利用するものだし、設置するのも、一番いいのは無人島じゃ無いですかね」と言ったら、

なんと、そこだけ、うんうん!とうなずいてくれたのです!!!(ここが唯一のポイントかも)

そしてまだ質問は続き

家のキッチンでの料理は、電気かガスか」と聞かれて、

「ガスです、、、。(やばいな😓)」と答えたら

それは環境に悪いやん!!電気に変えないのか」と突っ込まれました。そこは

「うちは料理以外も結構ガスを利用しているので、あいにく、変えるとなると工事が半端ない」と答えたら

うなずかれて、「あぁ、、、風呂とかね、、、」と興味なさげに言われてので

「いやいや、床暖房もなんです〜2部屋も敷いてて、後悔してるんですよ」と返したら

それで終了。

(おそらく)アジア系の試験官の方に首をひねられて

完全に終わった、、、、と思いました。

終了

会場を出ても、この私の気持ちをスッキリさせることはできなくて、あまりに辛くて、ひたすら30分くらい、大阪駅まで歩きました。3月でしたから、長い散歩が却って体も程よく温まるし、段々と気持ちも落ち着いてきて、リフレッシュできました。

結果

合格発表日、まぁ、受かるわけないけど、それでもドキドキしながら結果を待つわけです。そんなものですよね。スマホで確認したら、まさかの合格!!!ギリギリだけど。

きゃーーーーーーー!いや、ぎゃーーーーーーーーーっ!!って感じでしたね。

何、何がOKだったの、、、って思うわけです。

多分、質疑応答かな、、、いや、違うなって、、、。(食い付いたところか!?)

詳細点は、10点満点で、スピーチが6、質疑応答が6、語彙・文法が7、発音系が8でした。

スピーチは、途中から無言になって止まってしまったら4点とかになるようですが、

謙遜とか一切せず、本当にグダグダのスピーチでしたがそれでも6点ももらえるのです!!

だから、もし、今これを読んでおられるのが、受検結果待ちの間でしたら、

何とかなるよ

と言って差し上げたいです。

語彙・文法も、おそらく文法はそんなに間違えないので、文法で点数を稼いだ感じがあります。

発音は、私は留学経験もなく、ただちょっと英会話講師をするにあたり音を直した(phonicsのalphabet soundから)くらいです。緊張のあまり、発音に気をつけて話せなかったという風に記憶しているので、それでも8点もらえたこのパートが大きかったです。

みなさんそれぞれ強いパート、弱いパートがあると思うので、強い部分は維持して弱い部分をいかにそれ以上減点されないようにするか、というところも合格する戦略だと思います。

終わりに

ということで、あきらめないでね、でも、万が一のために、そしてご自分の更なるブラッシュUPのために、合格発表まで勉強は続けてね、、、、というのが私からのメッセージです。

ちなみに、合格してから自信が付いたか、というと真逆で

受かってもこの程度か、、、という気持ちの方が圧倒的に強いですね。まだまだ学習しないといけないなと感じています。

もちろん合格したことで、その時は、満足感とか、一時の達成感とかはありました!

どうも、成績優秀者は表彰される制度があるようで、

いつかまたもっと英語力を上げて、表彰されてみたいわ〜と思ったりもします。先は遠いな。

また、どんな勉強をしたのかも、別記事にまとめたいと思います。

以上、読んでいただきありがとうございました。

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